第3回 神戸を元気にする会(AI活用の実務ノウハウ共有とアイ・エイ・ジェイの挑戦)
- 日時:2026年4月10日(金)18:00〜19:10
- 場所:オンライン / 貸し会議室 NMスペース
- 出席者(会議室):神津、井上、小野、森、石黒、大西、住山
- 出席者(オンライン):上根、井本
- 登壇者:アイ・エイ・ジェイ株式会社 代表取締役 小野 欣昭
■ 目的
1. AI活用の実務ノウハウ共有とデモンストレーション
2. アイ・エイ・ジェイ株式会社の事業紹介と経営課題の共有
3. 地域企業のサービス化・収益力向上に向けた具体的アクションの策定
■ 前回課題対応の進捗状況
4/2開催のワーキンググループの検討内容を共有。前回の「再プロポーズ(神戸アニバーサリープラン)」プランを題材に、AIを用いた集客案・提携先案を共有しました。
■ メインプレゼンテーション:AIを活用した資料作成の効率化のプロセス(小野氏)
1. AIとの「壁打ち」方法紹介:
- ChatGPT/Geminiを思考のパートナーとし、前提共有からアイデア出し、評価、PowerPoint化までを段階的に実施する手法を紹介。
2. 評価軸の設計とランク付け:
- AIに「すぐ試せるか」「継続性」などの評価軸を提案させ、S〜Eランクで定量評価させることで意思決定を迅速化する。
■ アイ・エイ・ジェイ(IAJ)の現在地と課題
1. 事業背景:
- 2000年設立。オーネス総研出身の小野氏を中心に、Web・IoT・AIを一気通貫で支援。
2. 強みと実績:
- 電子チラシアプリ「Shufoo!」の運用や工場の電力管理IoT、医療系システム「HOSPILINK」など、難易度の高い開発をやり遂げる技術力を保有。
3. 直面している課題:
- 受託案件へのリソース集中により自社サービスを育てられない「受託の罠」からの脱却、組織的な「届ける力(営業力)」の強化が次なるテーマ。
■ サービス会社への転換に向けた重要課題の議論
1. 顧客の「つまずき」の可視化:
- 現行案件が次フェーズに進まない要因(ボトルネック)を洗い出し、組織的に解消する仕組みを検討する。
2. 若手社員のAI駆動開発:
- 3週間〜1ヵ月でプロダクトを完結させる短期スプリントを継続し、企画から開発までの成功体験を蓄積する。
3. 源流情報の確保:
- 要件定義前の段階で情報接触できるネットワーク構築を模索する。
■ 次につながるポイント
第3回は、AIを活用した資料作成の効率化手法の共有と、アイ・エイ・ジェイ株式会社の事業紹介・経営課題の議論を通じて、地域のIT企業が「受託の罠」から脱却しサービス会社へ転換するための具体的な方向性が示されました。顧客のつまずきの可視化、若手社員のAI駆動開発、源流情報の確保という3つの重要課題が整理され、次回以降のアクションへとつながります。